闇に生きる者

□闇の始まり
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サァァッと森の中へ風が通り抜ける



そこには復讐者、うちはマダラが居た

向かいには木の葉隠れの長、初代火影の千手柱間が立っていた



柱「…久しぶりぞ、マダラ」


マダ「……闇夜」



マダラが小さく名を呼ぶと

木の陰から人が出てきた



柱「お主は闇夜……マダラよ、ニ対一とは卑怯ぞ」


マダ「闇夜が来たいと言ったから連れて来ただけだ…気にするな」


『俺はマダラの後ろに立つ、そして…マダラを守るんだ
マダラは俺にとって大切な親友で大切な人だからな!』



闇夜は手始めにクナイを投げた

だがあっさりと柱間は避ける



柱「マダラに闇夜、何故里を襲うのだ!」


マダ「お前はいつまで、昔の夢にしがみついているのだ
…所詮腹の中など見せ合えはしないのさ!」



マダラがそう言うと

何故か闇夜が悲しい顔をした様に見えた



マダ「さて…話はこれくらいにして、始めるか」


柱「例え二人でかかって来ようと、木の葉を守って見せる!」



柱間が木遁で攻撃してきた

それをマダラが避け、闇夜が叫んだ



『マダラ、アレを!』


マダ「わかっている…!」



マダラが何かを口寄せした

煙が立ち上がり、中で何者かの眼が真紅に光った



―グォォォォ!!!―



森の中に九尾の咆哮が木霊する

その目はうちは一族と同じ写輪眼の目をしていた



マダラは九尾の上に乗る

闇夜はその下で黄昏組織…魔邪一族を呼んだ



すると闇夜の影から熊と巨大な蝿が出てきた



光(熊)「お呼びですか闇夜様?」


黒(蝿)「…戦いか……楽しそう」


『光、黒…マダラの援護をしろ』


光「御意…です」


黒「難しい事言う…闇夜様」



熊は一旦溶け、光の姿に…

蝿は一瞬砕け散り、黒の姿になった



マダ「やれ九尾…!!」



そして戦いは…幕を開けた





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