闇に生きる者

□休息も束の間
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『ふぁぁあ…めっちゃ疲れた』


マダ「そうだな…色々あったな」



今日のナルトの修業も一段落し

俺達はナルト達の隣の部屋で休んでいる



マダ「最近、良く眠れてない様だな」


『マダラと暁以外の側では寝られねぇもん』


マダ「…交代で寝るか」


『そうだな』



交代で眠った後、翌朝またナルトの修業を見に行った

朝早くから修業していたらしく


汗だくで倒れていた


どうやら、話していた第二段階は終わったみたいだ



それにしても掌の焼けた跡は何だ

こいつ…意外と出来るかもしれんな



『とりあえず言う、ドアホ』


ナル「なッ…どうしてだってばよ!」


『俺にまで負担掛けさせやがって…』


ナル「……ッ」



おかげで手を治療中だ、馬鹿

折角休めると思ったのに…



それにしても治りが早いな

俺の治療いらないだろ、人柱力だし



そういえば自来也がナルトに綱手に会いに行くって言ってたな

まったく、まだちょっと疲れてんのによ



自来「よぉーし出発ー!」


『アホか』


イバ「アホだろ」


自来「酷いのー酷いのぉー…」


ナル「修業まだ途中だってばよ!第三段階まであるんだろ!?」


自来「第三段階は歩きながらでも出来る…」



そう言って自来也は風船を膨らまし始めた

大体予想はつくが、それより向こうの方で微かに聞こえた音は何だ?


念の為だ…闇分身で見てこよう



『闇分身の術…輪廻眼』


イバ「……どうした?」


『遠くの方で壊れる様な音が聞こえたから
偵察に…と、思ってな』


イバ「そうか…好きにするといい」



闇分身を輪廻眼にさせて音のした方向に向かわせた

ギリギリ俺の感知外から聞こえたらしいからな


…多分綱手関係だと思うが



自来也はナルトに集中してこちらの行動に気付いてないな


油断し過ぎだ



『着いたみたいだな…イバラ、頼む』


イバ「任せろ…お前は安心してあっちと連絡とっていろ」


『ありがとう…イバラ』



俺はイバラの後ろへ回り、自来也に感づかれない様に

輪廻眼であちらの様子を見た


やはり綱手だった、そして大蛇丸もいる


何だ?大蛇丸、顔色が悪そうだな…元々だろうが何だが…わからんが



それにあの腕……



扉間『ちょっといいか?闇夜』


!…何だ?


柱間『お主が気絶した後、ワシらで二人の様子を見てた』


扉間『あの腕はサルの奴がやったんだ』


ヒルゼンが?


柱間『封印術の屍鬼封尽を使っていたぞ』


…なるほど





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