闇に生きる者

□発見
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『卵が食べたい』


イバ「先ほどからそればかりだな…暗月」


『もう何日も食ってないんだもん…』


イバ「……」


『?…イバラ珍しいな、何も言ってこないなんて』


イバ「いや…何でもない、そろそろ試験も終わるな」


『あぁ、そういえばそうだな…行くか』



あれからもう4日か5日経っている

この第二試験も終わるので俺達はみたらしアンコの元へと向かった


その様子を見ていた者が居る事も知らずに…




「お姉様、あの二人だよね?」


「その様ですね…」


「何やってるんですか?行きますよ!
明日火様に明日無様」




白ゼツ「やっほーマダラ様に闇夜様」



ズズズと白ゼツが地面から出てきた


いきなりゼツが出てきて吃驚したが

何より誰か見てる奴が居ないかどうかが心配だ



『おいゼツ!周りに誰も居ないだろうな?もし居たらどうするんだよ』


白ゼツ「闇夜様は感知出来るから大丈夫でしょ?」


『そりゃそうだが…まったく』



闇夜が周りに誰も居ない事を確認している間に

マダラと白ゼツは小声で話を始めた



マダ「…ゼツ、俺達の所に来たと言う事は
アイツ等の件で何か動きが…?」


白ゼツ「うん、この中忍試験に参加してるらしい」


マダ「何だと?」



マダラと白ゼツがこそこそと何かを話している


俺はマダラに対して影獄耳は使わないが

やはり気になるし、何より嫉妬の方が大きい



『何話してるんだよー…』


マダ「…光隠れの白夜一族の中で目を付けていた奴がこの中忍試験に参加しているらしい」


『白夜一族が!?ふぐっ』


マダ「声がデカい…」



つい大声を出してしまい

マダラに口を押えられた



『すまん…何故白夜一族が中忍試験なんかに?』


白ゼツ「詳しくはわからないけど…木の葉隠れと光隠れって同盟同士だとか」


『…確か十六夜と柱間は仲が良かったからな』


マダ「そうだったな…」


白ゼツ「じゃ、報告は終わったから僕は戻るね!おやすみ〜」


『あぁ、ゆっくり寝とけ』


マダ「オビ…トビにも報告しておけ」


白ゼツ「わかったぁ〜」



ゼツは地面へ入って行った

俺達は何事も無かったかの様にアンコの元へ向かった





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