闇に生きる者

□木の葉崩し
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コンコン…とドアを叩く音が聞こえた

返事をしないでいると勝手に入ってきやがった



夜七「あ…月影様!居るなら返事してくださいよ」


『俺の勝手だろう、何の用だ夜七?』



コイツは呪乱夜七(じゅらんやしち)

俺の秘書で、お気に入りの一人



夜七「もうそろそろで木の葉隠れの中忍試験の本選が始まります
出発のご準備を…」


『わかった、下がれ…俺が留守の間は頼んだぞ』


夜七「御意」



夜七は命令を聞くと下がって行った

俺は立ち上がり、焔達を呼んだ



焔「黄昏のファミリー、此処に」


水「私達を呼んだと言う事は…ご出発ですね?」


『あぁ…行くぞ』


焔「黄昏、了解…闇夜様を援護せよ!」


風「了解ですわ」


雷「眠っ…」


地「了解です!」



本当にこいつ等は可愛い

優秀なペットだ



俺と黄昏組織の者達は木の葉隠れに向かって歩き始めた

これから最悪な再会が待っているとも知らずに




「うひひっ皆は呑気だねぇこれからアレが始まんのに…」


「そうね…ま、精々私達は傍観者…ってところね」


「楽しみねぇお姉様」


「えぇ…そうね、明日火」



木の葉隠れの火影の家から窓の外を覗く者が二人

二人は窓から木の葉隠れを見て
奇妙な笑みを浮かべていた



三代目「さて、お二人共…そろそろ中忍試験が始まりますな」


明日無「そうですわね、三代目様」


明日火「ねぇねぇ!私達は特等席で見てもいーい?」


三代目「おぉ、良いですとも」


明日火「やったぁー!」


明日無「明日火の我が儘を聞いてくれてありがとうございます、三代目様」


明日火「あーぁ…アタイも出たかったなぁ」


明日無「しょうがないでしょ、仲間が死んじゃったんだから」


明日火「未鶴ちゃんだったっけ?まぁあの子嫌いだったからいいんだけどぉー」


明日無「私も少々嫌いでしたわ」


「「アハハハッ」」





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