闇に生きる者

□仲間入り
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朝、俺は重たい瞼をゆっくりと開けた

俺の横にはマダラが寝ている


おっと、今はイバラだったな



起きたばかりでうとうとしてると鳥の鳴き声が聞こえてきた

ってかうるせぇな…何だ?忍鳥か?



窓を開けると額当てと巻物を銜えた忍鳥が来た


額当ては直接渡せよ…と思いながら

俺は鳥が背負っている巻物を取った


それを見ると鳥は飛んで行った

巻物には人柱力の班の事と名前が書いてある



一人はうずまきナルト、九尾の人柱力…昨日会ったな

次に春野サクラ、女か…嫌だな女

最後はうちはサスケか、計画通り

上忍は…あのはたけカカシか、久しぶりだな



これからこいつらの援護をする

大変そうだが、まぁ任務だし我慢するか


巻物を見終わるとイバラが起きた



イバ「…んーおはよう暗月」


『おはようイバラ』



マダラももう役に入ってるな、流石はうちは一族

オビトといいイタチといい、どうしてうちは一族は演技力が高いんだ


今世紀最大の謎だな



だが俺は役作りにもう少し掛かりそうだ


俺達は着替え、忍具も一応持って部屋を出た

巻物には集まる場所の地図が書いてあった


三代目…地味に優しい、角都もそんな感じだったな

おじいちゃん心か何かか?



イバ「おいおい…俺達も年齢で言うともうジジイだぞ」


『俺の心読むなよ、イバラ』



ふざけている間に待ち合わせ場所に着いた

下忍の三人が集まってるな…ん?カカシは?


辺りを見渡していると一人がこちらに向かって来た



ナル「あぁー!!お前ら、昨日の!」


『…おはようナルト』


イバ「よぉ…」



俺がニコッと笑うと皆は顔を赤くした

サスケもか…可愛いな、流石イタチの弟



サク「何?知り合い?」



女が口を開いた

確か…春野サクラだったかな?



ナル「俺のお隣さんだってばよ!
引っ越して来たんだったよなぁ?」


『あぁ…まぁそんなところだよ』


サク「ふぅ〜ん…っていうか、カカシ先生遅いわねぇ!!」


サス「……」



サスケはクールぶってんのか

ただ無口なのか知らないが一切喋らなかった



その後、あれから30分経った位の時に

上忍であるカカシが来た


久しぶりに見たが、あまり変わってないな

いや、雰囲気が少し変わったか



皆は遅い遅いと愚痴をこぼしていたが

カカシは気にせず話し始めた





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