闇に生きる者

□休息も束の間
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いきなり柱間達が話しかけてきてビックリしたが

マダラ…には気付かれてないな、良かった


俺が柱間と扉間の魂を持ってるって知られたら何言われるか


殺されるかもな、俺

死なないけど



おっと、そろそろ分身の居る場所に近づいてきたな

此処は短冊街か


闇呪眼で見たが大蛇丸と綱手の魂とチャクラを感じ取れる



『…此処の様だな』


イバ「何がいた?」


『大蛇丸と綱手…とその付き人と合計四人と一匹』


イバ「一匹…?」


『綱手側のだろうが…豚が一匹』


イバ「そ…そうか」



イバラと話している内にナルト達は聞き込みに行きやがった

ナルトは修業で夢中だし

自来也はきっと綱手探しに夢中だろう


まったく、アホ共め



『どうするイバラ?此処、博打とか賭け事ばっかだぜ?』


イバ「賭博関係はあまり好かん…
それより、あっちの壊れた城の方が気になる」


『……あっちには綱手と大蛇丸がいるぞ』


イバ「もうじき自来也も嗅ぎつけて来るだろう
賭博の店巡るよりあっちのやり取りを聞く方が面白そうだ」


『それもそうか、じゃあ行こう』



丁度ナルトと自来也もパチンコ屋から出てきた所だ

先に行っているか



俺とイバラが壊れた短冊城の近くの綱手達が見える木の陰に隠れた

俺は聞こえるが普通なら此処からではアイツ等の声は聞こえん


結構役立つんだぞ、影獄耳って



どうやら腕の件は本当らしいな、柱間達の言っていた事は本当だったのか

う、疑って悪かったな…


魂の感じ的に疑ってたのか…と落ち込んでるな

死んでも落ち込み癖は治らんかったか



イバ「…去ったな」


『!…その様だな』


イバ「ん…ナルト等も到着したようだ、そろそろ戻らんと怪しまれる」


『そうだな……』



いかんいかん、今は役に集中だ…気を抜くと素が出てしまうの何とかしたいな



自来也とナルトが到着したが一足遅く、誰も居なかった

俺達が近づくとナルトにどこに行ってたんだと問い詰められた


うるさいと言うと少し落ち込んでいた

落差の激しい奴だ、さっさと修業に集中しろ馬鹿





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