GUEST ROOM

□BLACK GIRL2
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「、、、うん、、、やっぱ夢か、、、。」


 目を覚ますと机の上に地図とメモがあった。


『お客様へ

 念のため、この階の地図を置いておきます。

 他の階の地図は、失礼ながら御自分でお探しくださいませ。

 それでは、ごゆっくり、、、。
                                      グレゴリー』


「ここって結構、広いんだ、、、。」


 そうつぶやいた瞬間、廊下から声が聞こえてきた。


「ぼく〜のな〜まえをし〜ってるかい♪」


 ドアを開けて覗いてみると、カラフル?な、しまもようの服とナイトキャップをかぶった、青年が腕の錘を引きずりながら歌いながら、歩いていた。


「なんだ、あれ?」


「やあ、君がうわさの子かい?」


「しりません。」


「ふ〜ん、、、よし!特別に君をジャッジしてあげよう!!」


「お断りします。」

ばたんっ!


「、、、。」


「、、、。」



「じゃあ、名前だけ名乗っておくよ。」


「いいです。」


「ひどっ!」


「変人の名前なんて、知りたくありません。」


「ひどいな〜、ぼくは審判小僧!変人じゃないし、仮に変人だとしても、そうしたらここの住民皆変人だよ〜。」


「、、、。」


「無視か。じゃあね〜。ぼく〜のな〜まえ〜をし〜ってるかい♪、、、」


 声がとうざかったのを確認し、私は廊下に地図を持ってでた。


 このホテルの部屋を確認するために。
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