Novel

□侵蝕
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舌を出せば願ったように絡めとられる。
粘着質な水音をたてて、深く絡まる。
「ふぁ…」
「気持ちエエ?」
わかり切ったことを聞くなよ…答えないでいると、自身の先に爪をたてられた。
「やぁっ…」
衝撃が走る。
脳内で信号が交錯する。
痛いのに、それが快感に変わる。
悔しくて睨み付けると、
「はよ、素直に答えんのがいけないんよ。それに、潤んだ目で睨まれたかて、効果なんかないよ。煽っとるだけや。」
そう言って妖艶に笑い、激しく揺すぶられた。
限界まで引き抜かれて、一気に押し入れられる。
何度もそれを繰り返されて、
「ぃやっ…も、ダメ…イクッ…」
「いくらでもイキや。」
そうして、俺は果てた。
果てた瞬間、俺の中にハツのモノが注ぎ込まれた。
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