青の祓魔師 ―夢―

□第×話
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◇◇◇◇◇◇◇◇





――16年前のその夜。




世界中の――主に力のある祓魔師達が――次々と身体中から血を流して、青い火を噴きながら死んでいきました。



――青い炎というのは、ご存じの通りサタンの証。


サタンのその力によって、文字通り、大量虐殺が起こったのです。






下級の祓魔師たちは、己より上級の祓魔師が為す術もなく無残に死んでいく様を、ただ立ち尽くして眺めていることしか出来なかったのでしょうねぇ。






――しかし、その状況が一転したのは、全く誰も想像し得なかった人物によってでした。





























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