企画室〜薔薇色の小箱〜
□【special対談partU 幽助vs幽助!!??】
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※「」() はkissで薔薇になるの幽助の台詞と心情、
『』(()) は星物語★゜・の幽助の台詞と心情としてお読み下さい。
((あ〜めんどくせぇ。なんで俺がもう一人の俺と対談なんかしなきゃいけねぇんだよ…。ぶっちゃけ会いたくねぇし。))
コンコン。
『ワリィ遅れた〜。ってうおっ!?』
幽助、改めて自分と全く同じ顔の幽助に驚きを隠せず。
「.....おっせぇよ。まぁいいけど。とりあえずそこ座れよ」
不機嫌全開オーラが炸裂してます(笑)
((え、なんでこいつこんな怒ってんの?))
『………。』
黙って腰を下ろす幽助。
「マジ言ってやりてぇ事ありすぎて何から話そうか考えてたんだけどさ。とりあえず言っていい?」
『言ってやりてぇ事ぉ?なんだよ?』
「あのさ.....あいつ何なの!!??(怒)つうかオブラートに包んだ言い方とか出来なかったわけ??!!マジあり得ねぇんだけど(-"-;)」
『あーあー…。や、でもあいつもさ、言い過ぎたってかなり落ち込んでたから、勘弁してやってくれよ。な?』
「落ち込んでた?んな関係ねぇよ!!!勘弁してやってくれ??ふざけんなって(怒)おめぇ、あいつが蔵馬に何言ったか知っててそういう事言ってんのかよ(`o´)」
『知らねぇけど。何?そんなひでぇこと言ったのあいつ?』
「知らねぇって(-"-;)俺が無意識に蔵馬の甘えに対して疲れてんじゃねぇかとか、そのうち重荷になんじゃねぇかとか......冗談にしてもタチが悪すぎっだろが!!!!」
『だってあいつ言わねぇんだもん。つーかマジか…。容赦ねぇな。いや、ホントワリィ。でも別にオメーはそんな風に思ってねぇんだろ?』
「これっぽっちも思ってねぇよ。それを.....(`o´)蔵馬のやつ、落ち込んだどころの話じゃねぇのに」
『え…まさか…あいつ泣いた?』
「おめぇも少しでも一緒にいたなら分かっだろ。蔵馬は.....俺の事に関しては冗談で流せられねぇって。ただ泣いただけじゃねぇよ.....(-"-;)」
『ただ泣いただけじゃねぇって?つか…ホント悪い…。』
「あいつさ、一人で泣いてたんだよ....俺に涙を見せねぇようにって。すっげぇ不安で一杯だったはずなのに.....こんなん、おめぇに当たってもしょうがねぇけど」
『そう…なんか…。確かにオメーの蔵馬ならそうだよな…。や、でもさ、本当にあいつも泣かせるつもりとかなかったと思うんだよ。あいつ結構負けず嫌いなとこあるからさ…。ついカッとなったって、あいつも言ってたし。だから…許してやってくれよ。な?』
「まぁ...蔵馬もおめぇとこの蔵馬の勘に障るような事言っちまったのかもしんねぇけど....」
『いや、泣かせたのはあいつだから…。ホント、悪かったよ。』
「いや、俺もカーっとなって悪ぃ。つうかマジおめぇの蔵馬って容赦なさすぎだよな(苦笑)普段おめぇに対してもそんな感じなん?」
『え?んーどうだろな。まぁ口ではどう頑張っても勝てる気はしねぇな。』
幽助思わず苦笑い。
「その口で勝てる気がしねぇってのが俺には分かんねぇわ〜。蔵馬の口から冷たい言葉聞いた事ねぇもん。いっつもニコニコ嬉しそうでよ(≧∇≦)」
幽助ヘラヘラ締まりのない顔(笑)
『まぁオメーの蔵馬はそうだろうな。でもオメーだってこっちの蔵馬と会ってんだからなんとなくわかるだろ?』
呆れたように笑う幽助。
「あ〜、そういや"こっちの俺可哀想〜"って感じる事は多々あったな....ってさっきからその"オメーの蔵馬はそうだよな"って言い方がいちいち気になんだけど(-"-;)」
幽助若干嫉妬が混じり始めた模様(笑)
『は?…え?オメーまさか…分かったような口きいてんじゃねぇよとか言うつもりじゃねぇよな!?』
「はっ?んな事言わねぇよ。実際おめぇに俺の蔵馬の事は分かんねぇだろ?つうか分かられたくもねぇし」
『はぁ?じゃあ気になるってなんだよ?』
「......べっつに?俺の蔵馬に色々とやっちゃってくれて....と思ってよ(怒)」
『ん?ちょっ、待て待て!聞き捨てならねぇ台詞だなオイ。オメー人の事言えんのかよ!?オメーだって俺の蔵馬に手ぇ出してんじゃねぇか!』
「はぁ〜????同じやっちまったでも土台がちげぇ〜んだよ!!悪ぃけど俺は"無理"って拒否したんだけど?煽られてつい....ってのは認めるけどよ。蔵馬がおめぇを誘ったか?誘ってねぇだろが(怒)」
『あのなぁ!結局ヤルことヤってたらどっちが誘ったとか関係ねぇっつーの!それとも何か?てめぇは蔵馬に襲われたっつーのかよ。嫌々だったんデスカー?』
「一緒じゃねぇよ、バ〜カ!!蔵馬嫌がってただろうが!!!それをおめぇは〜(`o´)つかあんなん襲ってるようなもんじゃねぇかよ」
『てめ…人の質問にも答えろっつの。つーかオメーの蔵馬が襲われたとか言ってたのか?ちげぇだろ?悪いけどオメーの蔵馬だって気持ち良さそうだったぜ?』
「おいこら!!!気持ちよさそうだったとかって何だよ(`o´)強引に事を進めておいてふざけた事言ってんじゃねぇぞ、こら(怒)てめぇが襲ったようなもんだろ!!!」
怒りボルテージが上昇して、言ってる事ムチャクチャです(笑)
『だーかーら!だとしても最終的に蔵馬だって気持ち良くなってんだからイイじゃねぇか。それに本気で嫌がることは俺だってしねぇよ。蔵馬に聞いてみろって。』
「良くねぇよ!あいつが言わなくても、おめぇがやっちまった事が十分に嫌な事なんだっつーの!!!蔵馬はどっかの誰かさんみたいに"どうやって抱くか確かめたい"なんて興味本位でも思わねーんだよ!!そんな蔵馬を強引に......あ〜(怒)考えただけで苛つくぜ(-_-#)」
『あのよ、オメーさっきからちょいちょいこっちの蔵馬のこと悪く言ってっけどさ、オメーだってイイ思いしたんじゃねぇの?確かに誘ったのはこっちの蔵馬だろうけどよ、結果的にオメーだってヤってんじゃねぇか。全部蔵馬が悪いのかよ?…ふざけんな。』
幽助、静か〜に怒りを貯めてます。
「あっ?今は蔵馬の話はしてねぇし。おめぇの話してんだけど?だいたい2人揃いも揃って誘いかけしてくんのってどうなの?おめぇ達の中でそれはありなん?」
『てめぇ…さっきから都合の悪いことはスルーかよ。つか俺達二人のことはてめぇにゃ関係ねぇだろうが。大体済んだこと蒸し返して俺にどうして欲しいの?』
「別にどうして欲しいなんて思っちゃいねぇけど?ただ蔵馬に触れたおめぇにムカついてしょうがねぇわけ。確かに俺も同じ事してっけど、それを上回る位にムカついてる訳よ。分かる?」
『ふーん…。それ、俺が分かるっつっても分かんねぇっつっても、結局オメーは納得しねぇんだろ?…で?言いたいこと他にねぇの?』
「.....多分納得出来ねぇ。つうか蔵馬を抱いたって時点で許す許さねぇを超えてんだよな。言いたい事?有りすぎてぶっちゃけ自分でも良く分かんねぇよ」
幽助若干冷静になってきた様子。
『まぁ…そりゃ自分が大事にしてる奴に手出されたら許せねぇよな。あのさ、一個聞きてぇんだけど、お前、こっちの蔵馬の事嫌いなの?嫌いじゃなくても…憎いとか思う?』
「.....嫌いじゃねぇし、憎いとも思わねぇけど.....蔵馬を泣かせた事だけは許せねぇ。でも悪い奴だと本気で思っちゃいねぇよ。あ〜、何か俺言ってる事メチャクチャだよな(苦笑)格好悪ぃ」
『どこがカッコわりぃの?そんだけ蔵馬のこと好きってことだろ?好きな奴の為に熱くなるのってカッコわりぃことか?つーか…ホント蔵馬のことは許してやってくれよ。頼むから。』
「.....おめぇさ....何か想像してたイメージと全然違うのな。おめぇの蔵馬と話てっと、すっげぇガキっぽいイメージだったけど。全然俺より大人じゃん。許してやってくれとかさ。んだなぁ〜.....やっぱ蔵馬の泣いてる姿を思い出すと正直な.....でも許さねぇなんて言ってたら、それこそ心狭くね?って感じだもんな(苦笑)」
『そぉか?俺全然まだまだガキだけどな…。正直情けねぇけどオメーには適わねぇなって思ってるし…。あ〜そうだよな〜…。俺もお前の蔵馬に目の前で泣かれたけど結構キツかったからな…。あれなんなの?別に俺たちが入れ替わったのなんて俺のせいじゃねぇじゃん?なのにすげぇ悪いことしてる気分になったんだけど。』
幽助、頭を抱えて苦笑い。
「何?おめぇの中で俺ってそんな風に思われてんの?(照)あ〜....おめぇの蔵馬はあんま泣かなそうだしな、ビックリしたろ?あいつ喜怒哀楽の感情にホント素直だからさ。俺でも未だに泣かれるのにだけは慣れねぇもん。いや、でも蔵馬が泣くって事は俺が悪いって事っつうか....俺の目の前で泣かせる事自体あっちゃなんねぇんだけどさ」
『確かに驚いたな。素直って言葉がぴったりだもんな。でも意外とこっちの蔵馬も泣いたりするぜ?つかお前が蔵馬のこと泣かせることなんかあるのか?』
「喧嘩して泣かせたりとかはねぇけど....俺たまに魔界に行くんだけどよ、蔵馬に伝えてた日程より帰りが延びちまう事があんだよな。それで.....寂しい想いさせちまって泣かした事は何回かあるな。あとほら、俺らが2度目に入れ替わっちまった時!あん時はも〜、大泣きされちまってよ(;_;)何?おめぇの蔵馬も泣くの?泣く理由が気になんだけど」
『淋しくて泣く!?うわ〜そんだけ俺の蔵馬も健気になってくんねぇかなぁ…。え?二回目に入れ替わった時?なんで!?…ん〜こっちの蔵馬は俺の前でそういう風に泣くことはねぇかな。嬉しくて…とか?あいつ、俺の前でも弱いとことか殆ど見せねぇから。』
「基本俺の蔵馬は寂しがり屋の甘えん坊だからな(デレっ)2回目に入れ替わっちまう前にさ、【蔵馬を置いてもうどこにもいかない、不安にさせない】って約束したんだよ。したら飛ばされちまっただろ?それで大泣き。さすがにそん時は泣き止むまでに時間がかかったな......あ〜、確かにおめぇの蔵馬は弱い自分を見せない強さがあるって感じするな。へ〜、嬉しくて泣くとか結構可愛いトコあんじゃん。てっきりおめぇが浮気してとかだと思ってたぜ(笑)なんてな。冗談だって!んな事ねぇよな、アハハハ」
『はぁ、ホント羨ましいわ…。って、浮気!?失礼な奴だなオメー!浮気なんて数える位しかしたことねぇっつーの!しかもそんなんであいつ泣かねぇし!』