薔薇の道

□おれと、兄ちゃんと、あいつ。
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「じゃぁ、どうぞ?」

「・・・お邪魔します・・・」

本当に来てしまった。
コイツの家に。

「2階の一番階段側の部屋が俺の部屋だから、入ってて?」

「・・・分かった。」

お邪魔しますと、もう一度言ってから夜空の部屋に向かった。



「・・・以外」

夜空の部屋は、以外と整理整頓されていて、きれいだった。

「〜♪あ、座って座ってー!」

夜空はおれに座るように促せる。

「あ、うん」

そして、飲み物をテーブルの上に置いた

「どーそ?」

「あ、ありがとう。いただきます」

一口飲む。


その時、アイツは、おれがわからない程度に笑った。

「・・・なに?」

「ううん。なにも?」

コイツ、なんかすげームカツク。
・・・?なんか、アツイ・・・。

「あ、ぁのさ、ょぞら」

「なに?秋?」

「あ、ついん、だけど・・・」

「・・・やっと効いてきた?」

夜空は、おれの言葉を聞いてにやっと笑った。

「な、なに・・・」

「媚薬。入れたんだその飲み物に」

「なっ・・・び、薬・・・?」

「うん。即効性のあるね」
「あ、ん・・・」

「ごめんね?・・・なんて謝る気は無いから」

にこって笑って、冷たくなった。

「な、んで?」

「なんで?・・・秋を手に入れたいから」

「え?・・・ど、ゆ」

おれ、もう、分からない。夜空の言ってること・・・。

「こーゆーこと」

「ふ、ンンっ!!」

なにが起きたか分からなかった。
唇に柔らかいものが触れて・・・凄く・・・アツイ。

「秋。わかった?」

「はぁ、なに?」

「俺、秋のこと好きだから返事はなんだっていい。秋が手に入れられればそれでいいから」

また、アイツは顔を近ずけてくる、

「ヤメッ!んっフゥンッ!!」

長い・・・さっきとは比べものにならないほど、キスが長い。
おれは、我慢できなくって、口を開けた。そうしたら、何か熱くて長いものが口の中を犯していく。

「あっ、あ、ょぞら。んっ」

名残惜しそうに、夜空は、キスを解いた。

「秋、可愛い。」

「なっ/////、可愛いなんて男に使う言葉じゃない!!」

「秋、顔真っ赤。」

「っ!!/////」

「じゃあ、次しますか」

「はっ!?」

そう言って、夜空は、おれのYシャツに手を入れた。


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