今日から始マる!
□2ノ旅 初めまして!眞マ国!!
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「はぁー。」
「どうしたんだ?ユーリ?」
ヴォルフラムが陛下を心配して、声をかけた。
「あーうん。いやさ、大丈夫かなーって。思って。」
「お前とゆうやつはっ!婚約者の僕がいながら、地球でどこの馬の骨かもしらないやつの心配をしてるのかっ!!この浮気者!!」
そう言って暴れだすヴォルフラムに陛下は慌て、誤解を解こうとしたようで、
「ちょっ!!ヴォルフラム!?違う違う!俺の妹だよ!い・も・う・と!」
陛下の言葉に心底驚いたようで、ヴォルフラムは、
「お前に、妹・・・だと?」
「うん。あ、そっか!あの時はまだいなかったから会ってないんだよな?ヴォルフラムも、コンラッドも。」
「ユーリ!!お前に妹などが、いたのか!?」
何故あの時言わなかったのだ!!
と、まくし立ててくるヴォルフラムに押されつつ陛下は、
「いや。あのな。あいつは、本当の妹じゃないんだ。でも、いいやつだから、今度会わせてやるよ!」
一瞬悲しそうな顔をしたあとに、にこっと笑い、そういってくれた。
ヴォルフラムは、複雑そうな顔をしながらも返事をし、俺も、微笑んで答えた。
ですが、陛下。
俺は、もう彼女に会ってます。
と、口には出さなかったものの、俺は心の中でいっていた。
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