レンカイbook
□天使の涙
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只今僕…死にかけ…ああ…きっと死んでしまうんだ。
空から真っ逆様に落ちちゃったら、地面に叩かれて死んじゃうんだよね…。
こんなことになったのはほんの1時間くらい前のこと…。
「今日も平和だなぁ。ん〜っと、今日の仕事は…ふんふん。よし!新たなカップル作りに行くぞっ!!気合いいれてーっ…といやぁっ!!……………あれ?…きゃぁぁぁぁぁぁ!!」
ってわけで雲から足を滑らせちゃった。
羽を開きたくても気圧で開けないし…。
うぅ…。
僕はゆっくりと目蓋を閉じて、死ぬ覚悟をした。