Tales of Dreams
□転校生
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朝日が昇ると鼻にいい匂いが広がった
リュウセイはそれで目を覚ます
「… ブリッランテ ?何をしている?」
台所を見るといつ買ったのかわからないエプロンを身につけた ブリッランテ が楽しそうに料理をしていた
「あ、リュウセイおはよう♪さあさあス―プさめる前に飲んでよ」
「あぁ………って違うだろ!!!」
「え!?何が!?」
急に怒鳴ったリュウセイに驚きながら聞き返した
「……お前何で勝手に台所を使って料理なんかしているんだってことだ、まだ六時もなってないんだぞ?」
「だ…だって……早く起きないとリュウセイ置いていきそうなんだもん」
「俺かてそんなに鬼畜ではない」
「あ、ごめんずっと鬼畜かと思ってたよ」←
「……(一体お前は俺をなんだと思っている…)」
「ま、まぁとにかく座ろうよ」
リュウセイはブリッランテに言われいつもの席に座った
席に座ると目の前にスープが出された
一口飲む前にリュウセイには気になる事があった
それは何やら肉らしきものが入っている事
「…これ、いつ買ったんだ?」
スープの中に入っている肉をスプーンにすくいブリッランテに見せていた
「あぁそれ?買ってないよ狩ったんだよ」
「は?」
ご飯などを盛っている手をとめ外にでると何やら掴んできた
それもまだ生きてるもの
「はい、この子」
見せたものはうさぎ
「!?…………お、お前案外バイオレンスだな」
「えへ★」
可愛く言っても何か黒いブリッランテでした