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□名探偵クルーク〜後編〜
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《はじめに》

後編ですので、前編から先に読まれた方がオススメです。

明らかに後編の方が長くなります;

後編からの登場人物↓

刑事その2:フェーリ
警察犬:バルトアンデルス

容疑者:絞られるかも

犯人:予想してみて下さい^^

では、どうぞ↓



「このガキ…!どーしていつもいつも捜査の邪魔ばかりするんだ!」

むんずっ

「ひゃっ!!離せよ、変態魔導師!レムレス助けて…」

じたばたじたばた

「アハハ…シェゾ、取り敢えず、クルークを下ろしてあげようか」

「ちっ」

(「今舌打ちした…?;」)



例によってクルークは、子供の身で独自に捜査をしようとしていた為、

シェゾに後ろから取っ捕まえられてしまったのだ。

…まあ、仕返しに変態魔導師呼ばわりしているが。


そして解放されたクルークは、少し怒ってシェゾに向かって抗議した。


「ボクにも捜査させてよ!」


ここまでは良い。


「ボクなら、きっと何か…皆の役に立てると思うから」


これも良い。


「ボクなら、キミ達警察が絶対解決できないような事件も、簡単に解けるからね!!
うっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃー!!」


……これはいかがなものか。


大体その底知れない自信はどこから湧いて来るのか………。


それは、ここではまだ触れないが、彼の正体にある。


クルークは、ただの子供ではないのだ。



…しかしそれを知らないシェゾは、

「〜〜〜許さんぞ…!ガキとはいえ、タダじゃ済まねえ!!」

当然、キレた。

「困ったな…ちょっと、二人共落ち着いて」

なんか殺人事件が解決する前にもう一つの事件が起きそうな気がしたレムレスは、慌てて二人を宥めようとする。

「コレが落ち着いてられるか!!」

「うっひゃっひゃっひゃっひゃっ!大人なのに、落ち着く事もできないのかい??」

だが効果は0。

やれやれと思ったレムレスは、どこからともなく、黒いオーラを感じた。

「フォルト……行くわよ……うっふふ……アルマージュ……フォルト……フォルト…フォルト…フォルト!!」

「……え?;」

何重にも強化呪文をかける声がする……。

「落ち着きやがれですわ!!シエルアーク!!」



ドゴーーーーン!!!






「……おまえらにも捜査させてやる。ただし、邪魔はするなよ;」

「……ああ、元から邪魔する気なんてサラサラないからね;」

……何故か二人はボロボロだが、


なにはともあれ、
ラフィーナ様の素晴らしき活躍のおかげで、



クルーク達一行は堂々と捜査をする権限を手に入れた!(よかったね)
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