ぷよ小説倉庫
□SUICIDE
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<注意書き>
「ぷよぷよで人が死んだりするなんて考えられない!」
「タイトル、あれどういう意味?」
「悲しい話は嫌いだ」
…という方はブラウザバックをお願いします。
それでも読んでくださるという心の広い方はどうぞ。一応ラフィーナが主役です。↓
…私には、とても大切な…そう、親友がいましたの。
そのコはいつもヘンな帽子を被っていて、呆れるくらい明るくて……
成績はあまり良くないけど、様々な属性の魔法を使えるから、最初はライバルとして敵視していましたわ。
でも、いつの間にか、話したり、一緒に帰ったり、ぷよ勝負したり、買い物したり、勉強を教えたりしてて……そう、いつの間にか仲良くなってて、親友になっていましたの。
あのコは元々、私の事をライバルではなく友達として見ていたらしいし、彼女のペースに乗せられていたのかも知れませんわね…
え?何故そのコの事ばかり話すか、ですって…?
………それは、私が、決して許されることの無い、重大な……それこそ自分が死にたくなるような、罪を犯してしまったから…………
聞きたいかしら?
私はあなたたちとは違って、死ぬ前の事をちゃんと覚えてますのよ…。
(嫌になるくらい克明に、はっきりと。)
貴女は興味が無いんですの?
まあ…それもそうでしょうね…
あら?貴方は聞きたいの?
そうね…話してあげてもいいわよ。
(口に出す事によって、少しでも辛くなくなるのなら)
そう、それは…あのコが私に、真剣な顔で相談しに来た日の事でしたわ……。