ぷよ小説倉庫
□COOKING OF PUYOPUYO
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今日はプリンプ魔導学校の家庭科の授業で、調理実習がある。
「せっかく料理をするんだから、大勢の方が楽しいと思うわ」
…というアコール先生の提案(というより思いつき)で、隣の魔導学校の生徒の中で面識のある、レムレスが呼ばれた。
それを聞いてひどく驚いた幼女がいた。
「レムレス先輩がプリンプの学校に行くっていうの!?…あのイヤミったらしいメガネがいる学校に!!?」
…フェーリとクルークは、レムレスの事で非常に仲が悪い。
愛する先輩を取られてしまうのではないかと不安になったフェーリは、学校を抜け出して、バルトアンデルスと一緒についていくことにしたのだった。
で、魔導学校にて−
「皆さん、今日の調理実習の為に来て下さった方達です。左から、レムレスさん、フェーリさん、サアルデ王子、オトモさん、あやクルさんです」
(…何故クルとあやクルが分離しているのかという疑問はそこらへんに置いておいて下さい。)
バルトアンデルスは動物(?)なので流石に調理室の中までは入れてもらえなかったようだ。
「…今日も何故かタルタル君がお休みですので、皆で10人ですね。5人ずつグループを組んで、仲良く好きなものを作って下さいね」
好きにグループを組めるとの事なので、レムレスは早速、ある少年の元へ近づいた。