会話文短編集
□■良い職場
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アルト「ナナ、今日は冷えるからちゃんと布団をかけて寝るんだよ?」
ナナ「はーい!」
アルト「普段から少し薄着だから特にね?」
ナナ「分かったよ〜」
アルト「あ、シエル。本を読むときはちゃんと明るいところで読むんだよ?」
シエル「すみません。了解しました」
アルト「シエル。そんなにかしこまらなくて良いよ」
シエル「…はい!」
アルト「ギル。今日のミッションもナイスだったよ」
ギルバート「あぁ、サンキュ。アルトのお陰かもな」
アルト「そんな。ギルにはかなわないよ」
ギルバート「ハハッ。そんな謙遜は似合わねえな」
ジュリウス「あいつは本当にみんなをよく見てくれているな。まるで母親のようだ」
ロミオ「…まぁ、ジュリウスも似たようなもんだと思うぜ?」
ジュリウス「そうだろうか? 自分では良く分からないんだが…」
ロミオ「ほんと良い職場だよ」
ジュリウス「…そうだな」
アルト「あ、ロミオ! ユノさんに貰ったサインはどこに持っていこうか?」
ロミオ「ちょっ!?」
ナナ「先輩、自分で貰いに行こうよ」
シエル「ロミオ。副隊長の手をそんな所で煩わせるのは如何なものかと…」
ギルバート「根性ねえな」
ロミオ「うるさいよ! このゴリラ!」
ギルバート「てめぇ表出ろ!」
ジュリウス「……本当に良い職場だ…うん」