FAIRY TAIL

□act.18
2ページ/3ページ









「火!!!」





溢れ出した火に食いつくナツ、それを見て微笑むネア。






「おっしゃー!!!」


「てめぇ!!いきなり戻りやがって!!」


『いつ戻ろうがこっちの勝手でしょ!?』


「コノヤロウ!!」


「ごちそー様。ありがとうネア。」


「火を食ったくれーでいいきになるなよ!!
これで対等だということを忘れんなァ!!!」






そう言いながらガジルはナツへと襲いかかった。
そんなガジルをナツは睨み上げると同時にガジルに拳を叩きつけた。






「これでパワー全開だー!!!」


「レビィ、ジェット、ドロイ、じっちゃん、ルーシィ、ネア、仲間たち、そして妖精の尻尾。」


「んぎぃ!!!鉄竜の咆哮!!!」


『ナツ!!!』






慌ててネアは叫ぶがその心配は杞憂に終わり
両手を前に突き出すとその攻撃を跳ね返した。






「どれだけのものをキズつければ気が済むんだおまえらは!!!」


「バカな…このオレがこんな奴に…こんなクズなんかに!!!」


『ナツ!吹っ飛ばせ!!!』


「今までのカリをすべて返してやる!!!
妖精の尻尾に手を出したのが間違いだったな!!!」


「オレは…最強の…!」


「紅蓮火竜拳!!!!!」


「ああああぁああぁあぁ!!」







猛烈な攻撃をガジルへと放つ。その攻撃は留まることを知らず続く。
その攻撃は建物を破壊し、ついに幽鬼の支配者のギルドが崩壊した。

それは終わりの始まりだった。







『やっと、終わる。』


「ナツ!!」


「さすがにもう動けねえや。」


「もう…本当…やりすぎなんだから…。」


「あい!」


『お疲れ様ナツ。…ありがとう。』








ナツはもう動けないと地面に寝転びながら二カッと笑った。








『後は、マスタージョゼだけ…』
(マスター…。後はお願いします。)







+++++++++++++++








「魔法が…!?誰だ!!?」





ジョゼによる魔法の拘束が解かれて地面へと落ちた。





「いくつもの血が流れた…子供の血じゃ。
出来の悪ィ親のせいで子は痛み涙を流した。

互いにな…もう十分じゃ…終わらせねばならん。」


「マスター…。」


「天変地異を望むというのか。」


「それがギルドのためならば。」







現れた妖精の尻尾ギルドマスターであるマカロフが
幽鬼の支配者ギルドマスターのジョゼと、ついに対峙する。






次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ