FAIRY TAIL
□act.14
1ページ/3ページ
「ネアー!」
『どうしたのナツ。』
「こっこれやるよ!」
『?』
「ととととにかく、手ェ出せって!!」
『はい。』
言われたとおりに右手を出してみれば、
その上に乗せられたものは小さなリングのようなものだった。
リングの中心には蒼い石がはめ込まれていてなんとも言えぬ神秘さが漂っていた。
『きれい…。』
「討伐のクエスト行ったら売ってたんだ。ネアに似合うと思って買ってきた!」
『私のために…、ありがとうナツ!!』
「うおぉっ。」
飛びついたらナツは容易く受け止めた。
ほんのりと頬が赤みを帯びる。
『大切にするから。』
「さっさんきゅう///。」
act.14 消えゆく魔力
→