FAIRY TAIL
□act.13
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「なあなあそこの姉ちゃん。」
そう言って肩を叩かれて振り返れば男がいた。
「っお!美人じゃねえか、なぁおめーら。」
「中々のべっぴんさんだなぁ。」
『……何か?』
「ちょっと付き合ってくれよ。」
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「ねえ聞いた?ファントムの若いギルドの人たちが…。」
「聞いた聞いた。意識不明で見つかったんだってね。」
「どうしたのかしらねぇ。」
『…。』
妖精の尻尾をバカにしたのに、生きているなんて本当は嫌なんだけどね、
そんな呟きは誰にも聞かれることなく空に溶けていった。
act.13 幽鬼の支配者
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