FAIRY TAIL

□act.13
1ページ/2ページ









「なあなあそこの姉ちゃん。」




そう言って肩を叩かれて振り返れば男がいた。




「っお!美人じゃねえか、なぁおめーら。」


「中々のべっぴんさんだなぁ。」


『……何か?』


「ちょっと付き合ってくれよ。」






+++++++++++++++++







「ねえ聞いた?ファントムの若いギルドの人たちが…。」


「聞いた聞いた。意識不明で見つかったんだってね。」


「どうしたのかしらねぇ。」


『…。』







妖精の尻尾をバカにしたのに、生きているなんて本当は嫌なんだけどね、


そんな呟きは誰にも聞かれることなく空に溶けていった。









act.13 幽鬼の支配者



次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ