FAIRY TAIL

□act.6
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エリゴールは不敵な笑を浮かべた後にどこかへと姿をくらました。
エルザはナツとグレイに後を追うように言うが2人は顔を見合わせたまま動かない。







「聞いているのかっ!!」


「「も…もちろん!!!」


「行け!!!」


「あいさー」


『さすがエルザ。』







ネアは感心したような声を上げ、パチパチと拍手をおくる。






「こいつ等片付けたら私たちもすぐ後を追うぞ。」


「うん。」


『了解。』


「女3人で何ができるやら…それにしても3人共いい女だなァ。」


「殺すには惜しいぜ。」


「とっつかまえて売っちまおう。」


「待て待て、妖精の脱衣ショー見てからだっ!!」


「下劣な。」


『…気持ち悪いなぁ』


「かわいすぎるのも困りものね。」







口々にそれぞれの感想を零しながら戦闘態勢に入る。
エルザは早速魔法剣を出すと相手に切りかかった。
次々に倒れていく敵を見て圧倒されるルーシィ。






「こ…この女、なんて速さで換装するんだ!!!」


「換装?」


『換装っていうのはね、別空間にストックされている武器を呼び出して
持ち替えながら戦うっていう原理なんだ。。』


「へぇ〜…すごいなぁ。」


「エルザのすごいところはここからだよ。」


「まだこんなにいるのか…面倒だ、一掃する。」




そう言った瞬間エルザの衣服が剥がれていく。
煙がエルザを包み込み姿が見えなくなる。






『普通はね…』


「?」


『魔法剣士は通常“武器”を換装しながら戦う。』


「だけどエルザは自分の能力を高める
“魔法の鎧”にも換装しながら戦うことができるんだ。」


『それがエルザの魔法―…騎士<ザ・ナイト>!』







煙が晴れた場所には鎧に身を包んだエルザが立っていた。





「舞え、剣たちよ―循環の剣<サークルソード>―」





その言葉とともに、剣が敵に飛んで行き敵は倒れた。
ネアはエルザのそばによると声をかけた。







『休んでエルザ。』


「しかし!!まだ敵が!」


『魔道四輪車に魔法、エルザの体力が持たないよ。―…後は私に任せて。』


「…すまない。」


『僕はエルザほど優しくないよ。さあ、it will fight together. 』





ネアはニコッと不敵に笑う。
それを見た鉄の森はなんとも言えない寒気を感じた。










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