FAIRY TAIL

□act.1
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そこはいつも通りのファリーテール。
しかしとある少女は違和感を感じていた。






「なーなー。まだあいつ帰ってこないのかよ。」


「確かに…もうクエストに行って随分立つよな。」






ギルドの様子がおかしい。
そう感じていたのはルーシーだった。

なんだかみんなそわそわしているようで
いつものフェアリーテール以上に落ち着きがないのだ。
疑問に思ったルーシーはナツに疑問を投げかけた。






「どうしたの?そわそわして。」

「実はな!あいつが帰ってくるって噂があるんだ!」

「あいつ…?あいつって?」

「ネアだよ!」

「!」





ナツはそう言い残して走り去ってしまった。
ルーシーは名前を聞いてそのまま固まっていた。







「ネアって、ネア・イシュタール!?」

「よく知ってるわね。」

「っあ、ミラ!」







ミラことミラジェーンは笑顔でルーシーの隣に座った。








「もう仕事に出て随分立つし、久しぶりに会えるからみんな待ち遠しいのよ。」





もちろん私もね、っとミラは言った。
ルーシーは目を輝かせて語りだす。





「ネアさんって、すごい契約魔導士なんですよね!
契約魔導士1って言われる!」


「そうね。だけどきっと本人に言ったら、まぐれって返されるわよ。」






ミラはクスクスと懐かしみながら思い出すように
暫しの間笑っていた。





「あー!早く会ってみたいなネアさんに!」






ルーシーの切実な願いはこのあと、すぐに叶うことになった。














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