SHINee
□君への想い
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(飲みすぎた・・・・)
久々にみんなで飲みに来て、君も居たからついつい調子に乗ってしまった。
ジョンヒョンに片思い中。
「帰るよ〜!」なんて声を掛けられ「大丈夫!」なんて言ったけど
ホントは頭はグルグル、足元ふらふら。
そしてもの凄い睡魔が襲ってきている。
歩かなきゃって思った瞬間、誰かが体を支えてくれた。
「○○ヌナ、歩ける?」
優しい声のジョンヒョンだった。
「大丈夫、歩ける。」
酔ってないのを装いたくて、私は真っすぐ前を向いて答えた。
それと、君を見たら駄目だと思ったから・・・
ジョン「ホントに!?ヲヲ ふらふらじゃん。一緒に行こ。」
ふらふらしながらも歩く私の隣にはジョンヒョンがいる。
ホントはすごく嬉しいのに・・・胸が苦しい。
前から帰る方向は一緒なのは知っていた。
仕事で終わる事が一緒になったとしても何度な
く理由をつけて一緒に帰る事はなかった。
だってね、二人きりで帰ったらもっと好きになるのがわかってたから。。。
無言で歩いてしばらくたった時
ジョン「一緒に帰るの、初めてだね。 フフ」
優しい笑顔と優しい声に 何も言えず、頷いた。
グルグル回ってる頭に何度もリフレインする声と笑顔。
今はそんな一言でさえ幸せに思える。
私はそんなに好きなんだ。。。
でもね、好きになったら駄目なのわかってる。
君にはつい最近付き合いだしたすごく可愛い彼女がいるって。
知ってるんだから。どうあがいても振り向いてももらえない事。
何にも言わない私に君はまた言う。
ジョン「○○ヌナ〜、電車乗るよね?」
「んー」
ジョン「会社のじゃなくて○○ヌナの携帯の番号教えて?」
「んー・・・・・ん?」
ジョン「家に着いたか確認の電話するから〜。いいでしょ?」
(そうやって女の子の番号を聞き出すのか。さすが巧いな〜。)
なんて思いながらも
「んー090 ○○○○ ××××」
(あー 言っちゃった。)
そんなこんなでやっと駅の改札が見えた時、
ジョン「やっぱりさ○○ヌナ、家まで送るよ。そんなじゃ帰れないでしょ?」
「んん、大丈夫一人で帰る!」
ジョン「ホントに言ってるの?無理だよ〜。心配。」
そんなに優しくしないでよ。
一緒になんか帰ったら彼女がどう思う?
自分が逆の立場だったら嫉妬どころじゃすまないよ。
いい年して飲みすぎた私が悪いんだから一人で帰らなきゃ。
「大丈夫!ここまで来れば帰れるよ。ありがと。・・・・ごめんね。」
ジョン「・・・○○ヌナ、気をつけてよ。ちゃんと帰るんだからね。」
どつちが年上だかわかんないね。
なさけないヌナですみません。。。
なんとか一人でやっとマンションの前まで着いた。
♪〜 −着信−
きっとジョンヒョンだろう。
だけど出ないよ。て言うか出れない。
もう無理。
酔いの勢いと色んな想いで泣きそうだから。
でも・・・もう少しあきらめきれるまで好きでいさせて。
こんなにも好きだから。
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(あ、ショートメール)
(「○○ヌナ、着いた?大丈夫?」)
(「着いたよ ありがと。」)
(「よかった!今度メアド教えてよ〜これ面倒〜」)
(も〜う、バカジョンヒョン。君にハマっちゃうじゃん・・・)
end