SHINee
□ステキな夜空
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(ミノも同じ夜空、見てるかな〜)
仕事帰り、見上げた夜空を見ながら思う。
韓国と日本、お隣の国だから見える星座もほとんど一緒らしい。
だからか、なんだが切なくなる
近くて、遠い・・・
忙しい芸能人の君とはなかなか会えない。
それに加え離れ離れ。
わかってるけど会えない日が続けば続くほど会いたさは増すばかり。
(はぁ・・)
とため息をついて視線を戻し歩き始める。
(ドラマだったらこのタイミングで電話とかきちゃうよね〜)
なんて携帯を確認したってくるわけない。
私も末期だなー。なんて思ってたら・・・
もの凄い勢いで走ってくる人が!!
(えぇぇ!?こっちに来る。怖っ!!)
「・・・ナ〜!」
「○○ヌナーーー!」
(・・・・!?・・・・・ミノ?)
ミノ「○○ヌナ! ハァハァ・・・」
「ど、どうしたの!?何で!?」
びっくり&嬉し過ぎて動けない私をハァハァと息を切らしながら
なんとか息を整えて抱きしめてくれたミノ
ミノ「会いたくて、韓国から走ってきた。」
「も〜嘘ばっかり〜」
ミノ「嘘。ホントは星に乗ってきた。ほら、僕、王子様だから」
「あ〜そう言えばさっき流れ星が・・・ヲヲヲ」
星空の下、甘〜い笑い声が響いた。
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(来るって、なんで言ってくれなかったの)
(サプライズしようと思って。ダメだった?)
(ダメじゃないけど・・・)
(ど?)
(ダッシュが本気すぎて怖かった。)
(あー。ついついね。)
(まぁ、その全力が好きだけどね)
end