夢
□ほら、貴女の傍で
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寂しい
(一人がいい)
悲しい
(楽しい)
ほら、二つの心が巧く回らず僕の精神を掻き乱していく。
貴女に迷惑をかけたくない。
(貴女に心配してもらいたい)
貴女と一緒に居たい
(貴女と二人きりで居たい)
やっと一つになった心。
でも二言目は
貴女を独占したい
そして
貴女を僕だけのものにしたい。
ほら、一つになった心は意志が強く理性なんて関係ない、と言うかのように貴女を刺す手伝いをした。
ぐちゅり
貴女のような綺麗な方もこんなグロテスクな擬音がするのですね。
大事な貴女。
クフフ…僕は
いえ、僕だけは貴女の傍から絶対離れませんよ。
‐ほら、貴女の傍で‐
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