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□クリスマス 四天編
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千歳「その前に、後輩にからかわれてる場合じゃなかとね。やっぱ男は芯を持たんと。酒飲んでどっしり構えて多くは語らないのが理想たいね」
謙也「いや俺、九州男児ちゃうし。浪速生まれの浪速育ちやし」
「多く語らない謙也さんとかwwww」
想像しただけで笑える。
一氏「無理やな。死ぬんとちゃうか?」
白石「いやでも謙也は話に無駄多いし」
謙也「無駄とか言うな」
白石「言葉少ななった方が調度ええんとちゃう?」
謙也「無視すんなアホ」
金色「ウチもそう思うわー」
謙也「小春…!?」
銀「確かに白石はんの言う通りやな」
謙也「銀さんまで!?」
そんなアホな話をしていたら勢いよく扉が開いた。
まあこんな馬鹿力が有り余っているのは…
遠山「おはよーさん」
コイツだけやな。
白石「なんや金ちゃんまで早いやん」
遠山「ワイまで?」
一氏「財前もな」
一氏先輩がそう言うと、こっちを見て
遠山「ホンマや!財前がおるー!なぁなぁ財前もサンタさんに良い子にしとるとこ見せとんの?」
「…は?」
遠山「だってサンタさんはええ子んとこしか来ないんやろ?」
「まあ…せやな、そうらしいで」
白石「でも金ちゃん、今日だけ偉うなってもアカンねんで?毎日ええ子にせんと」
遠山「ホンマ…?白石ぃーどないしよ…ワイ毎日朝練遅刻しとるし…」
オロオロしとる。
可愛いな。
フッと鼻で笑って言った。
「サンタも案外、朝弱いかもしれへんで?」
遠山「ホンマ!? なあ財前、ホンマ??」
パアッと明るくなる。
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