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□祝!! 誕生日 景吾
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今年もやって来た。

バレンタインデーでもないのに、女の子がソワソワしてしまう季節…

神無月、つまり10月に入るとそのソワソワはさらに高まった。

10月4日は、氷帝学園の生徒会長で、一番の部員を誇る男子テニス部 部長の、文字通り「キング」跡部景吾様の誕生日なのだ。


10月1日ある場所で会議が開かれた。

そこは…

男子テニス部の部室。

跡部がまだ生徒会長の仕事でいない中、眉間にしわを寄せた6人ともうすぐ夢の世界に行きそうな1人が机を囲む。

ホワイトボードには…

向日「はい、侑士お疲れ〜」

侑士「な…なんやねん!まだ途中やん。最後までさせろや」

日吉「長いんですよ、忍足さん」

宍戸「ったく、激ダサだぜ!」

向日「だいたい侑士はなんでもかんでも大げさなんだよ。ってか、何始めてんだよ」

侑士「これを読み始めた人によう分かる説明を…」

宍戸「うわぁぁぁぁ何言っちゃってんだ忍足!!」

侑士「宍戸、自分こそ「何言っちゃってんだ」やで。周知の事実やん」

鳳「先輩たち、ここでそんな事言うのやめてくださいって!夢が壊れちゃいます。それより、本題に戻ってください!話がそれてます」

向日「??良く分かんねーけど… 跡部の誕生日どうする?」

宍戸「ケーキだろ、プレゼントだろ、部室の飾り付けに…あ、これ折り紙の輪っか繋げたヤツでいいか?」

忍足「ええと思うで。どうせ、どう頑張ったって跡部ん家のとは比べものにならないんやし」

樺地「気持ちが大切…です」

芥川「樺ちゃんナイスだよ〜〜……zzz」

鳳「どうしましょう宍戸さん… 芥川先輩が寝てしまいます」

宍戸「口にポッキーでも突っ込んどけ。起きるから」

向日「期間限定のが良いと思うぜ。すぐ起きる」

日吉「まぁ、無駄にテンション上がられてもこっちが大変なだけですけど」

芥川「んん…甘ーい…あっ、このポッキー美味Cね!!」

宍戸「ホラ起きた」

鳳「さすが宍戸さんです!!」


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