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□俺の嫁Ⅱ
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謙也｢白石、何してるん？｣
白石｢？ あぁ カブリエルの様子をな、オカンに聞いとんねん｣
謙也｢カブ…カブリエル？｣
白石｢俺の恋人やねん。まぁ、光風に言えば俺の嫁ってヤツ？｣
謙也｢ま…またか…｣
白石(謙也… まさかまだ騙されとる？)
謙也｢何で皆、許嫁の事黙ってるん？ 水臭いわ｣
白石｢水臭いて… (やっぱそうや… 自分どんだけ素直やねん。ちょっとは疑うって事を知らなアカンわ)｣
謙也｢なぁ、カブリエルさん、やっけ？ やっぱり外人サンやんな？｣
白石｢まぁ… せやな｣
謙也｢白石もインターナショナルやん!!!! なぁなぁどんな子なん？｣
白石｢めっちゃ色っぽいで。綺麗な黒でな｣
謙也｢黒髪なんか～ (ロングヘアーでサラーッて感じやろか？ めっちゃいい匂いしそうやな) ｺﾞｸﾘ｣
白石｢なんか変な事考えてへん？ キモイ顔しとるで｣
謙也｢友達の許嫁で変な事考えたりせんわ｣
白石｢えー？ ホンマ？｣
謙也｢嘘やないって(ちょっと考えたけど)｣
白石｢ふーん… でな、滑るようなラインはめっちゃ悩ましいねん｣
謙也｢滑るような…!!｣
白石｢せやで。ずっと触ってたいわ～｣
謙也｢そんなに凄いんか？｣
白石｢おん。当たり前やろ？俺の嫁やで～？｣
謙也｢ど…何処住んどるん？ まさか光みたいにウチとか言わへんよな？｣
白石｢え？ ウチやけど？｣
謙也｢嘘やろ!! 白石も同棲しとったんか!!!!｣
白石｢まぁ、せやね｣
謙也｢光も白石も… ずっと彼女とか作らんと思っとたのに… 彼女どころか許嫁がいたなんてな｣
白石｢謙也…(アホや…)｣
謙也｢いや、許嫁が駄目とは言っとらんで？ その… 家庭の事情もあるやろし…｣
白石｢…… (アホ過ぎて言葉が出ん…) もしかして謙也、寂しいんかー？｣
謙也｢そんなことないわ!!!!｣
白石｢心配しなくても大丈夫や。謙也、大好きやで!!｣
財前｢あーあ また騙されとる｣
千歳｢また騙されとるとね？｣
財前｢懲りずに…｣
千歳｢まったく… 何時になったら気付くと？｣
財前｢一生気付かんかもしれませんね｣
千歳｢ネタばらしせんの？｣
財前｢しますわ。謙也さんの驚いた、騙されたと知って怒っとる顔、見たいっスから｣
千歳｢そら面白かね!! ビデオ用意せんとね｣
財前｢そうっスね (千歳さん意外っスわ…)｣
→あとがき＆おまけ
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