心からの笑顔で
□心からの笑顔で
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勝てるだろ?
っていう、景吾の発言には
ノーコメントで☆
・・・・・・
忍足君がサーブ権を譲ってくれた。
有り難く頂戴するわ。
何度かボールをバウンドさせて、構える。
「はっ!!」
パシッ
忍足「……速い」
向日「サービスエース…」
芥川「マジマジ!? スッゲー↑↑」
鳳「俺のスカッドサーブより速いです」
正直安心したわ。
景吾があれだけ言っておいて、全然歯が立ちませんでしたーじゃ恥ずかしいじゃない?
ふふっ
「もう一球… 行くわよ? はっ!!」
忍足「次こそ返した…る!?」
忍足君のラケットが弾き飛ばされた。
忍足「速いだけやない…」
向日「重い!」
宍戸「嗜み程度じゃねーだろ!! こんなの女じゃねーぜ」
宍戸君…
誉め言葉として受け取っておくわ。
「さて、本気出してね!忍足君」
忍足「出しとるわ!! 嫌みか!!!!」
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