銀の扉
□第二話ダイイチ×ノ×シケンハ
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「おいガキ、汚ねーぞ!そりゃ反則じゃねーか、オイ!!」
「何で?」
「何でっておま…こりゃ持久力のテストなんだぞ!」
「違いますよ
これは2次試験会場まで着いていくと言うテストです
必ずしも走らなければならないとも言われていません
そこから察するにこれは持久力のテストではなくハンターになったときどんな手段を用いても任務を遂行できるかどうかや急な無理難題にすぐに対応できる思考を持っているかを図る試験ですよ」
「へ〜そうなんだ
お姉さんすごいね
俺そこまで考えて無かったよ」
ごめん
説得の為に全然思ってもない事言ってたのにそんなこと言われるとすごく悪い事した気になるよ
そんな事を考えていると
「「うそおおおおおお!!!!!!」」
いきなり叫びだした
「レイ今の聞いたか?」
「ごめん
ちょっとぼっとして聞いてなかった」
「あのねレオリオがねあの見た目でまだ十代だったんだって!!」
「えっと・・・」
「あっ
そういえばまだ自己紹介してなかったね
俺ゴン
ゴン=フリークス
そこのおじさんはレオリオ」
「俺はまだ十代だっつってんだろうが」
「私レイ=ハウジャード
よろしくね
それとレオリオさん?
年齢詐称はどうかと思いますよ」
「俺は本当に十代だ!!!!」
「うるさいです
もう少し静かにしてください
貴方のせいで周りの視線がうざったいです」
「俺のせいかよ!!!」
「他にだれがいるんですか?」
「あはは
レイって面白いね」
「そう?
まあからかうのはこういう人に限るよね
つっこみもしてくれるし
レオリオなら芸人として活躍できるんじゃないかな
絶対1年で消えるタイプだけどw」
「聞こえてるぞ」
「うん
わざと聞こえるように言ってるからね」
「てめぇ」