そして僕らは

□第7話
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所変わって立海



「合宿まであと一週間だ。
正直並盛以外が相手になるとは思わないが決して気は抜くな
今は落ちぶれているとはいえ全国区であることに違いはないんだから」


『イエッサー』


現在ミーティング中
気を抜くなと言っている幸村本人が一番バカにしているように見えるのは気のせいということにしておこう。



「てゆーかさぁ、幸村くん」


「何だい?ブン太」


「赤也の奴大丈夫なの?音沙汰なしじゃん。顔も見せねぇし」


不満げに口を尖らせる丸井に確かに、と頷くR陣



「まぁ大丈夫じゃないかな…。元々暴力受けること前提であっちに行ってるからケガがないとは言わないけど

俺も連絡はもらってないし……仁王は?」



「んー?…メールならたまーに来るが内容はほぼ文字数ぎりぎりまで赤塚や氷帝に対する愚痴じゃ

……読むのが疲れる。」



「はは、お疲れ。相変わらず切れてる時のメールはえげつないね、赤也は」


「むかつく、うざい、死ね、殺してやる、って言葉が何十回と出てきたときは自分が言われたわけでもないのにびびった。さすがにびびった。
あいつはあれか、俺に恐怖を植え付けようとしとんか」



『……………』



俺たちの後輩ってそんなやつだったっけ、と言わんばかりの視線に幸村は苦笑する


「そんな顔しないでよ、みんなして

まぁ仕方ないよね、赤也の親友に手を出したことが間違いだったんだし。
あの女も可哀想にね。ざまぁwwwwww」



「精ちゃん、本音出とるよ」



「おっといけない。

さて、練習しようか。俺たちが出来るのは通常の練習をして、合宿の時に日吉くんの敵をフルボッコにすることぐらいだよ」


いやそれ、ぐらいって言わない。…とはだれも突っ込めなかった。





(だって幸村君の後ろに見えたの鬼とか般若とか魔王とかそんなレベルじゃなかったもんby丸井)


 
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