I want you to keep your promise
□Don't say the language of good-bye
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ニールside
ぽかぽかと暖かい陽が教室に差し込んでいる
今は、ウザい金髪頭の教師の社会の時間だ。
周りはほぼ机に突っ伏して寝ていて、俺以外に生き残っているのは極わずかだ。
俺は、机に突っ伏して寝た振りをしながら左斜め前の席を見る。
黒くて跳ねた髪が特徴的な後ろ姿、
今は黒板に書かれたことをノートに黙々と写している。
彼女の名前は刹那・F・セイエイ
小学校の頃からずっと一緒で
猫のような彼女のことが好きだが、未だにこの思いを伝えられていない。
つまり、10年間以上片思いのままだということだ。
そのせいで、弟のライルにはヘタレと言われる始末だ…。
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