01/15の日記

23:20
JN×MW
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え・・・、嘘だろ・・・。

さっきまであんな傍にいたのに・・・。

「ふーん。お前の気持ち何となくわかったわ。」

冷たい眼差しで、俺にそう告げたヒョン言葉が頭から離れない。

俺の視界は涙でぼやけていった。

視界は涙でぼやけながらも、去っていくヒョンから視線を逸らすことは出来ない。

「行かないで…!!!」

心で強く願っても、言葉にしなきゃ伝わらないって何度も学んだじゃないか。

踏み出そうとする足が震える。

体の中までグルグルして気持ち悪い。

ヒョン・・・

溢れ出る涙を、誰にも悟られまいと俺は下を向いた。

ポタ…ポタ…

灰色の地面に、シミのような小さい楕円模様が次々広がっていく。

下を向いてしまったせいで、ヒョンを追いかけるタイミングをなくしてしまった・・・。

今更気づくなんて遅すぎる。

今更後悔するなんて最低すぎる。

いつでも、逃げていたのは俺の方だったなんて気づくのが遅すぎる。

もう遅いんだ・・・


continue・・・

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