プチ連載

□クソみたいに平和な日
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「って言ったはずだぜ。お前を守ってやればそれでいいじゃねーかって…いつまで心配してんだよ」

「いえ、違います。これはあなたが暁という立場としての心配じゃないです…あなた自身の気持ちを聞きたくて」

「だからそれが余計な心配だって言ってんだろうが」


あの時、答えを知っているかの如く駆け出した足が自分自身の物であるように。

自答を間違いだと判断していいのもやはり自分自身だけなのだ


「どうして…ですか。恩返しはいらないと言ったはずの私にまた、あなたはどうしてそう思ってくれるんですか…」



それだけは自問自答したいところだ。


「何でだろーな。オレだって分かんねーけどよ、来ちまったもんは仕方ねーだろ」



あまりにもこの人があっさりと言うものだから、仕方ないと思うしかなかった。



「もういいだろーやめにしよーぜ、このハナシ」



「そう…ですね。」



あなたがここに来た事が仕方ないのなら、あなたがここに居てくれて何故だか安心してしまうのも仕方ないこと…ですよね。






飛段さん、私は…

クソみたいに平和な日々がもう少しだけ続いて欲しい。



と、最近思うんです。




続くかも
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