赤眼鏡


□reunion
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涼しい風が流れ込む窓際に腰を降ろすジョルノ。

風がジョルノの前髪を煽る!

風に煽られながらジョルノはチョココロネを食べて居る。


「はあ〜平和だな」

ジョルノはコロネをかじる。

「僕、一体何してるんだろうな」

ジョルノは珍しくぼけっとしている。
ジョルノがぼうっとするのは本当に珍しい事だ。

そう言いながら自分の頭で遊び始めた…クルクルと…

「でも平和が1番だよ、な」

等と言いながら寝ころがる。
ゴロンゴロン


「……やっぱり、外に行くか」

ジョルノは出掛けようと決めた。

「つっても何処に行こうかな…僕、そんな外出しないから何処行っていいか分かんねえだよな…」


外に出たのはいいがジョルノは何処に行っていいか分からなかった。

…取り敢えず、ブラブラして見る

「…お金と携帯と…時計は取り敢えずあるからいいか」

街はとても賑わっている。

そこで、幼なじみの波瑠に出会う。


「あれ?ジョルノ?」

「?あっ!波瑠」

「ジョルノこんな所で何してるの?…ていうか、外に出るなんて珍しいね、ジョルノ。」


波瑠はちょっと照れ臭そうにジョルノに近付いて来た。
ジョルノはこいつに会えてよかったと思っている。


「………。」

「?何?どうしたの?ジョルノ」

「…なあ、波瑠ちょっと僕に付き合ってくれないか?」


とジョルノは波瑠の答えを待たずに波瑠の手をグイっと引っ張った。


「えっ?あっ、ちょっ」

訳が分からないまま、波瑠は連れて行かれる!

でも波瑠はジョルノに無理矢理、手を引っ張られても嫌な気分にはならないのだ。

それからジョルノは波瑠の手を握ったまま、ズンズンと進んで行く。


 
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