詩集3

□赤いリボン
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君が置いていった赤いリボン

かわいらしく机にのっている

触ると壊れそうで

見つめるだけ

僕と君は、近づきすぎた

結んだ所がほどけたんだ

きっと、

この赤いリボンも

すぐにほどけてしまうだろう

君を大切にしていた

それは、言えない

君を抱き締めすぎた

それは、言える

もっと固く固く

結んでれば・・・

そんな縛りが

僕の心の中にある

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