青道1
□勇気
1ページ/1ページ
こらぁあああ!丹波
もじもじするんじゃない!!
丹「す、すいません」
俺は背がデカくて人一倍目立つ
けど、前に立つのに慣れてない
だからなんか恥ずかしくなってしまう
結城のように恥じらいなくいられたらいいのだが…
そういうわけにもいかなくて…
「丹波くん、大丈夫?」
丹「あ…みょうじ…さん…//」
この人は
俺らと同じ野球部のマネージャー
みょうじなまえ
笑顔でとっても可愛い
「なまえでいいよ?(ニコ)」
丹「呼び捨ては…恥ずかしいんだ…//」
「丹波くん、ってもっと哲みたいな感じかと思ったけど…可愛いね(笑)」
丹「Σい、いや…そんな//」
可愛いっていいことなのか…
「意外と優しいしね」
丹「…///」
俺はみょうじが好きなようだ
女子の前ではよく顔が赤くなるが
みょうじ前ではそれ以上だ
「私さぁー、丹波くんと話したかったの」
丹「え…///」
「でも丹波くん、私と話すのいやかなーって思ってて」
なんで…そんなことを…
丹「そ、そんなこと…ない…」
「本当に?」
丹「うん…」
恥ずかしくて気がおかしくなりそうだ
「あ、そろそろもどろっか?」
…もしかして
これはチャンスじゃないか
みょうじに自分の気持ちを言う…チャンス…
丹「あ……あの…なまえ」
「ん?」
丹「そ、その…」
落ち着いて言うんだ!!
丹「俺はなまえが好きだ!」
「え…///」
一気に顔が真っ赤になるのがわかった
恥ずかしいけど逃げない俺がいた
「丹波くん…」
丹「な、なんだ?///」
「私も…好き//」
そういって俺にだきつくなまえ
最初はすごく恥ずかしかったけど
数分後、なまえの背中に手を置いた
「丹波くん//」
丹「なまえ//」
ここから俺は自信が持てるようになった
(哲「お前…なんか変わったな」
丹「そ、そうか?」
純「もじもじしなくなったなぁあ?」
丹「うるさい//」)