青道1

□いい人
1ページ/1ページ


ひゃー、疲れたぁ…重すぎこの荷物



野球部の部室に用具を片付けるため

重い荷物を運んでいた


「女の子に持たせるもんじゃないって」


ぶつぶつ言っていると目の前に人が…


純「よぉ、なまえ!何してんだよ?」


「ひゃっ、純先輩!」


びっくりして荷物を落としてしまった


純「あーあ、バカじゃねーのお前」


そう言いながらも荷物を拾ってくれる


もっと怖い人だと思ってたのに


「あ、ありがとうございます!」

だけど自分の体はガタガタ震える

まだ純先輩が怖いみたい


純「お、おい…大丈夫かよぉ?」


「だ、た゛だ大丈夫ですよぉ(苦笑)」


純「怖いんだろ?知ってる」


「え、…」


そう言うと私の持っている荷物を持ってくれた


私…悪い事しちゃったな


純「気にすんな、なまえ」


「でも…」


なんか、純先輩

悲しそう


「純先輩はすっごくいい人です!!」


純「もういいって」


「私、いつも怒鳴ってばっかだから怖い人だと決め付けてました!すいません!」


純「なまえ…」


そして純先輩は私の頭をくしゃりと撫でる


純「ったく…惚れさせんなよ//」

「純先輩…//」


純「バーカ!!!行くぞ、なまえ//」


純先輩はとーっても優しくてとーってもいい人です






(純「…///」
亮「なんか嬉しそうじゃん、純」
純「うるせぇええええ!!//」)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ