青道1
□いい人
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ひゃー、疲れたぁ…重すぎこの荷物
野球部の部室に用具を片付けるため
重い荷物を運んでいた
「女の子に持たせるもんじゃないって」
ぶつぶつ言っていると目の前に人が…
純「よぉ、なまえ!何してんだよ?」
「ひゃっ、純先輩!」
びっくりして荷物を落としてしまった
純「あーあ、バカじゃねーのお前」
そう言いながらも荷物を拾ってくれる
もっと怖い人だと思ってたのに
「あ、ありがとうございます!」
だけど自分の体はガタガタ震える
まだ純先輩が怖いみたい
純「お、おい…大丈夫かよぉ?」
「だ、た゛だ大丈夫ですよぉ(苦笑)」
純「怖いんだろ?知ってる」
「え、…」
そう言うと私の持っている荷物を持ってくれた
私…悪い事しちゃったな
純「気にすんな、なまえ」
「でも…」
なんか、純先輩
悲しそう
「純先輩はすっごくいい人です!!」
純「もういいって」
「私、いつも怒鳴ってばっかだから怖い人だと決め付けてました!すいません!」
純「なまえ…」
そして純先輩は私の頭をくしゃりと撫でる
純「ったく…惚れさせんなよ//」
「純先輩…//」
純「バーカ!!!行くぞ、なまえ//」
純先輩はとーっても優しくてとーってもいい人です
(純「…///」
亮「なんか嬉しそうじゃん、純」
純「うるせぇええええ!!//」)