青道2
□新たなささえ
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ああああ、もういやぁぁああ
もう勉強もなにもかも
部活さえも嫌ぁあ
だから逃げ出して
屋上へ飛び出した
「いやぁぁぁぁあああああ」
哲「ん?誰だ?」
だ、誰かいたぁああああ
なんか恥ずかしい((
「あ…すいません///」
哲「お前は確か同じクラスの…みょうじ」
「え、あぁ…結城哲也くん!?」
結城くんのことは知ってる
だって結城くんって
野球部のキャプテンだし、
かっこいいし
結構気になってたし//
哲「何かあったのか?」
「え、いや…別に」
結城くんになんか言えないよ…
哲「…」
「き、気にしないでー」
哲「気にするに決まってるじゃないか」
「でも…」
哲「俺…、実はみょうじの事すっごく気になってたんだ…だから」
嘘、
結城くんが私を?
「でも、私結城くんと話たの初めてだよ?」
哲「それは…」
そういうと顔が赤くなる結城くん
哲「その、恥ずかしくて話かけられなかったんだ…情けないが」
そういえば結城くんって
結構、人にはなしかけないよなぁ
私が見るといつも目逸らしてたっけ
哲「本当はいつも話しかけたかったんだ…すまん//」
「…ぷっ」
なんだか可愛いって思っちゃった
「結城くん…」
哲「なんだ?…」
「とりあえず哲也くんって呼んでもいいかな?このほうが親しみやすいでしょ?」
哲「も、もちろんだ!俺もお前をなまえって呼んでもいいか?」
「もちろん//」
そして私は哲也くんに全てを話した
勉強や部活から逃げて
ここで大声で叫んだ事を
哲「なるほどな」
「ほんとなさけないよ」
哲「そんなことはない、だがなんで俺に言うのを拒んだんだ?」
「え…それは…」
哲也くんが好きだから…
っていえたらなぁ…
哲「言ってくれないか?俺、ちゃんと受け止めるから」
「っ…あ、あのね…哲也くんが好きだから//」
哲「な……//」
やっぱ少し気まずいなぁ
と思いながら哲也くんをチラっとみた
哲「なまえ…//」
「な、なぁに?」
哲「俺もお前が好きだ」
っ…それはさすがに嘘でしょ?…
「本当に?」
哲「本当だ、嘘だったら気になったりしない」
確かに…そうかも
哲「なまえ」
「ん?」
哲「嫌なことがあったら次からは俺が受け止めてやる」
「え?」
哲「俺がお前を守ってみせるから…」
「…///」
ぷっ…これが哲也くんなりの告白なんだね
優しくわらってそれに答えた
「よろしく//」
(純「哲ーって…まじかよ」
亮「なるほどね(にこ)」
純「あいつ抜け駆けかぁああああ」
亮「しっ…気づかれちゃうから」)