青道2
□くうき
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ふぅ…
今日もまた騒がしい空気の中
俺は投げた
途中で交代されたのが嫌だったけど…
そして試合が終わった
最後のいいところだけ
あいつ(沢村)にとられてイライラする
自分が最後まで投げたかったのに…
「降谷くんおつかれー」
降「なまえ…」
なまえは凄い
あんなにイライラしてた俺のあの空気を
すらっと変えてしまうから
「どーしたの?」
降「な、なんでもない//」
御「お、楽しそうじゃん?俺も混ぜてよ」
降「…いやです」
御「Σ」
「降谷くんー、御幸先輩は一応…先輩だからさ」
御「一応?」
なまえをとられそうな
この空気が嫌だった
だって御幸先輩はなまえが好きだから
でも俺はもっとなまえが好き
御「なぁー降谷ー俺等バッテリーくんでんじゃんだからさー」
降「ツーン」
俺はなまえとだけ話したいんだ
「降谷くんどうしたの?いつもと違うね」
なまえを独り占めしたい…
なんて言える訳もない
御「はっはっは、素直じゃねーなー」
降「…(イライラ)」
「御幸先輩、倉持先輩が呼んでますよ」
御「ん、了解!じゃあななまえちゃん愛してる←」
「は、はぁ…?」
そういって御幸先輩はいなくなった
一安心…
「降谷くんイライラしてる?」
降「い、いや」
違う…ただ…
「そう?」
言ってみようかな…
無理でも構わないから
降「俺…」
すぅーっと息を大きく吸うと
頭がすっきりした
降「なまえが好き」
「?」
降「好き」
いきなりの告白に動揺中のなまえ
そんなところもまた可愛い
「降谷くんが私を?//」
降「うん」
そういうと
もっと可愛い笑顔を見せた
「私も好きだよ、降谷くん//」
あぁ、俺が好きな空気は
これだったんだ
(御「Σなまえ……」
倉「ヒャハハハッ、残念」
御「倉持、お前が呼び出すからだぜ!!!」
倉「しらねーy(」)