12/25の日記

13:29
小ネタ
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「メリークリスマス、当麻」


ドアを開けると同時に目に飛び込んできたのは、



ミニスカのサンタコスをしている美琴だった。



上条の思考はコンマ一秒でショートする。
パンッ!という破裂音が脳内で炸裂して煙りが上がる。


「……」

「ちょっと、何か言うことないわけ?」

「……どうしたんですか美琴さま」


というかどうしちゃったんだ何があったんだ。

混乱してまくし立てると美琴は艶っぽく笑う。


「私が当麻のサンタになっちゃおかしいのかしら?」


今まで見せたことのない、妖艶な微笑み。
丈が極端に短いスカートの裾も気にせず足を組み、呆然としている上条の顎を掴む。

そして顔を近づけて、耳元で囁いた。



「当麻のお願いを、どんな願いでも、全部叶えてあげる」




くふ、と瞳を細めて笑う。
上条の理性はそこで途切れて薄い唇に噛み付いた。





「ーーーってゆう夢を見たんだ」

「…そう。絶対に有り得ないから安心しなさい」

「そんなっ!せめてミニスカサンタコスだけでも!」

「ちょっ、どこからそんなもの出したのよ!?」

「あの夢を見てから大急ぎで土御門から借りたんだ!頼む、着てくれ美琴!」

「嫌よ変態!近づくんじゃないわよ!」

「美琴たんのサンタコスhshs」

「アンタマジで気持ち悪いから!」





でも着てくれるよ絶対(笑)

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