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□hotなドリンク
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「…自分こんな寒いのによく外で弁当なんて食べれるな」

綾部は隣で弁当を食べる真冬を眺めながら言った

「うーん……でも(あやべんの)お弁当食べてる時はあんまり寒いとか感じないし」

「何やそれ…」

それに…と言って真冬は何やらペットボトルを取出した

「このホットなココアもあるしね♪」

それは学校の自販機に売っているココアの様だった

「はぁ〜あったまる〜」

真冬はココアを両手で包んで幸せそうな表情をしたあと綾部にそれを差し出した
「あやべんにあげる♪」

「え?あぁ…じゃあ…

一瞬戸惑った後、綾部は真冬の手から受け取った

「美味しいよね!!」

「あぁ旨い」

「だよね!!私もさっきそれ飲んで美味しくて…是非ともあやべんにも飲んでほしいと思って!!」

「…ごほっ……は!?」

綾部は思わず口に含んだ飲み物を吹き出しそうになった

「だから私もさっき……あれ?」

真冬が気づいた時には綾部は屋上にはいなかった


(なんやねん!!あいつほんまになんやねん!!!!)

心の中で悪態をつくわりに綾部の顔は真っ赤だった

「……甘い」

綾部はすでにぬるくなりつつあるココアを飲んで呟いた


************************あとがき

ギャグではないし甘くもない=意味なんてない

真冬はとことん天然でいいと思う!!!

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