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□君の隣は*ver綾部
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最近黒崎が早坂といつも一緒におる気がする…
そりゃあ俺は黒崎とクラス違うし、そもそも敵同士やし…
「あやべーん」
「…っ何やっ!!」
いきなり黒崎が屋上にやって来た
「び,びっくりしたぁ」
「…あ,あぁ悪い……何やそれ?」
黒崎の腕には半分残ったパンがあった
「これ?早坂君がくれたんだよー」
「………ふぅん」
仲ええんやな…と言いそうになったのをこらえた
……ってそれ食べかけとちゃう?
普通貰わへんやろ!!
「早坂君も強いんだよーこの前も助けて貰っちゃた」
黒崎の口からあいつの名前が出るたび何や胸がモヤモヤする
笑顔で早坂の話をする黒崎をこれ以上見ていたくなかった
「ほれ,今日の弁当や」
「わーいvV今日のもおいしそう!」
あんた
「自分の弁当は俺が作るからええねん…」
何となく早坂が黒崎にパンをあげた事に対して対抗心があった
「今度は私があやべんに料理を作ってあげるね!」
「……作れる料理なんてあるんかい…」
「練習するの!1番にあやべんに食べてもらうね!!」
「その約束ちゃんと覚えとき…」
隣にいた時間は短いし,クラスも部活も別やけど…
少なくとも今黒崎の隣におるんは俺なんや…!!
早坂には絶対負けへん…
俺はそんな決意を胸に黒崎の隣で弁当を食べ始めた
************************あとがき
そんなわけで綾部verでしたー(^O^)/
綾部と早坂はライバル!!!