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□鈍感☆鈍感
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※ほぼ会話文です
4時間目が終わり今日もまた昼休みの時間になった…
「やっほーあやべん☆今日のお弁当は?」
いつもの様に真冬が綾部のクラスにやって来た
「いっつも思ってたけど黒崎ってこのクラスに来るの早いよなぁ…」
「あぁそれ俺も思ってた!授業終わってすぐ来るもんな!」
綾部のクラスメイト達は真冬を眺めながら言った
「まぁ誰かさんに会うためだろうけど…な!綾部!!」
「喧しいわ!!」
「あ!卵焼きーミートボールもあるー!!」
早速お弁当を開けた真冬は中身をみて歓喜していた
「綾部…最近黒崎のために弁当作ってるよな…」
「は……?んな訳ないやろ」
「何言ってんだよ!!黒崎が好きって言うもんばっか作ってるじゃんか―」
「別に俺らは全然良いけどな!…今度はコロッケ食べたいって言ってたぞ―」
「…………だから何やねん…俺は別に「あやべん!!」……何や…」
「いつも本当にありがとぉ!」
……………………
「……っ///あぁ……」
「今度はまたあの茶色いやつが食べたいな」
「……煮物やアホ…///」
(明日は煮物とコロッケ入れてやらんとなぁ…)
『どう考えたって両思いじゃねえか…』
************************あとがき
あやべんは無自覚に真冬が好き。真冬もまた同様
自分の気持ちに鈍感なんですよ!……きっと…!
綾真もっと増えろー!!
余談ですがコロッケ食べたかったのは綾部のクラスメイトのA君