十六夜桜 

□其の六
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「見せてみろ」

っとそのあにき?さんの所まで押されて行った

「ちょっ・・気安く押さないでよ」

「船に乗せてほしいくせに何だよこの女、口悪りぃな」

っとぶつぶつ言いながらあにきさんの所まで来た

「その女見せてみろ」

「へい、アニキ」

?この白銀の髪の毛で体が大きい人があにきさん?

「どうも、とりあえず船に乗せてください」

真面目に言ったつもりが・・

「がぁっはっははっはは!!」

何!人が真面目に言ってるのに!

「こいつぁ面白れぇ、それに・・そこらの女とは違う勇気とかあるな」

「とか?他には?」

「ん?もっと言ってやろうか?まずは綺麗だ、そんでむn「もう大丈夫です」

あー変なところまで見られてるとは

「とりあえず船に乗せてください」

「まぁ、乗せてやることは乗せてやるよ」

おぉ!よかった!ってどこに行くんだろう?この人たち・・。

「とりあえず、昼食うか」

「えっ?今何と・・?」

きょとんっとしたよね、自分

「あん?だから昼食うぞ」

「えぇっ?!もうそんな時間ですか!?」

ひゃああぁ!どんだけ考え事してここまで歩いてきたんだー!

「あぁ、そうだぜ?そこらの店のもんでも食ってくるか」

「あははは、なんだかすみません・・」

苦笑いしながらあにきさんとお店へ

「うどんですか・・?」

「嫌か?」

「いえ、うどん大好きですよ?」

「んじゃあ問題ねぇだろ?」

っとうどん屋さんへ入る二人

「うどん二つ」

っと席に座りながらあにきさんが言う

「かしこまりました」

っとお店の看板娘(?)が言った

「うどん代は自分で払いますから」

「いいんだよ、女は遠慮するな」

っとニカッとあにきさんがほほ笑む

「あっ、そうだ!聞くの忘れてたんですど、名前は?」

「おぉ、悪ぃ悪ぃ言うの忘れてたな」

とあにきさんが自分の髪をかきながら言った

「俺の名は、長曽我部元親だ!海賊の船長をしている」

「おぉ、すごい!船長ねぇ〜格好良い!」

と言ったら元親さんに「おめぇは?」と言われた

「あっ!うちの名前は愛!影羅河愛って言うんだ!」

「ん?まさかなんだが、あの石田軍の兵の影羅河愛か?」

!!なんで知っているんだぁ!!

「っ!ちっ違いますよぉお〜人違い♪」

無理やり人違いにする自分・・・。

「本当かぁ〜?」

ニシニシしながら顔を近づける・・;

「本当本当〜!」

「ふぅ〜ん」

っと喋っている中さっきの看板娘さん的な子が何か言っている

なんだろう?
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