□お早う
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『名前起きて。包帯かえなきゃ』









伊作・・・




ここ、医務室?












『もう、寝呆けてるのかい? 起きなきゃきり丸が心配するよ』





そっか、きり丸に会わなきゃ




あの子は寂しがり屋だから

















重い目蓋を持ち上げる



消毒液の匂い




だがそこに伊作は居らず、ましてや医務室でもなかった







見慣れない天井



知らない、男



「・・だ、れ・・・」



思わず呟いた



「あ、起きたか!」

良かった!



満面の笑顔を向ける見知らぬ男








一体、私はどうなったの?


素早く自身を確認すれば体は包帯だらけ


忍装束ではないが、拘束はされていない




当然、武器はなくなっている



「俺はポートガス-D-エース、宜しく!」


直角にお辞儀した目の前の男を、観察する


にかっ、笑う姿は一年は組の面々を彷彿とさせるが




油断出来ない




「南蛮のお方で?」

「ナンバンって何だ?」



旨いのか?












・・・中身まで一年は組だった





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