True(学園 落ち不明)

□理不尽って日常だよね
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(ど、どどどどうしよう!!?私を見てるよ!!夢のせいか怖くて体が動かない!!!)



私は地面にへたり込んだまま、石田君を見つめて固まっている。




そして石田君は、そんな私を怪訝そうに見下ろしている。



しばらくしても、体が動かず、また私を怪訝そうに見下ろし続けている石田君。・・・すごく、嫌な空気。



そんなとき、私の鞄から携帯電話がブー、ブー、と音をたて始めた。




その音によって復活した私は、鞄をあさるフリをしながら立ち上がった。




「あ、あの、すみませんでした!!」




石田君の目も見ずに言い、いそいそとその場から立ち去る。




「・・・」




石田君のすんごい視線を背中に感じながら。
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