サンゾロ
□恋に嵌まる
1ページ/5ページ
「うしっ、終わりっと」
トントン、トンとリズミカルな音が止む。
テーブルには様々な料理がいくつもならんでいた。
「サンジー!!メシ、メシッ!!」
良い匂いを漂わせているのか、向こうの方でルフィが催促の叫び声をあげている。
「ああ、今持ってく」
サンジは華麗なバランス感覚で全ての食器を持ち、クルー全員に料理を運んでいく。
「フー、……残すはアイツか…」
料理の乗った皿を片手に、グーグー寝ているゾロのもとへと近づいていく。
「おい、クソマリモ、メシの時間だ」
.