舞台-theatrical-

□幼い夢
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総悟のボケた生活に一通りつっこんだところで水のコトを思い出し歩きだす。


「じゃあな、早く寝ろよ」
「あら、どこ行くんですかィ?」
「食堂。のど渇いちまってな」


するとテトテトと後ろからついてくる小さな足音。
首だけまわして斜め後ろを見たら、バッチリ目が合って少し驚いた顔をされた。

「いやー、なんか俺も風呂上がりに一杯…みたいな?」
「おまえ腹はち切れるぞ」

嫌味のはずがニィっと気持ちよく笑われ拍子抜けした。
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